システムの利便性とその問題

一般的にシステムというとコンピューターのような情報処理端末に何かを入力すると何かしらの結果を得るものと考えるでしょう。

このような電子的な処理だけではなく、例えば水洗トイレ。レバーをひねるとタンクの水が流れ使用前の一定の水量になると自動的に止まります。他にもまだあります。例えば何か物を買うときお金を出して商品を得ることができ、逆に商品を提供することでお金をえることができる。こちらもまた文化的な生活を継続するための仕組み、つまりシステムといえます。

このようにシステムは日常の様々なところに寄り添い、生活をより便利に、より豊かにします。時代の流れとともにより仕組みは高度に、複雑に、そしてできることも多くなってきました。しかしこの便利さの裏にはデメリットも存在します。わかりやすいのはスマートフォン。若者は音楽を聴く、ショッピングをする。SNSで友達と連絡を取るといったことを比較的容易に行いますが、年配の方にはどこのなにを操作したらよいのかわからず困惑する方も多いと思います。

より高度になる一方、システムに対応できない方が発生するという本末転倒な現象が発生しています。より便利にするため複雑化することと、誰もが使用できるように簡易化するということは今後も直面する大きな問題であり、一方を優先するともう一方は劣ってしまう相反する事象。これをどこで線引きしてどの程度の許容範囲を持たすか。それはあらゆるシステムを構築する上での最も困難な課題であり続けるのではないでしょうか。

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