離職防止は職場の環境づくりから

採用した社員が何らかの理由でその会社を退職してしまうのが離職ですが、その傾向が高い業種・職種を中心に重要な課題となっているのが離職防止策です。

辞めたいのであれば辞めさせてもよいのではないかという考え方もありますが、社員の離職率が高いことはその企業の内部的な問題に留まりません。離職する社員が多いということは、その企業の事業の計画や展開方法に何らかの問題があるのではないかと、取引先の顧客の不安にもつながります。その結果、業績が落ち込む可能性もあるのでそういう意味でも離職防止策は必要です。

離職防止策としてすぐ頭に浮かぶのが給与・賞与の増額ですが、長期的にみるとあまり効果的とはいえません。なぜなら、一時的に収入が増えても仕事に対するモチベーションが持続されることはないからです。離職する人の理由で目立つのは、職場における人間関係の悩みです。仕事のやり方に関して、あるいは顧客との接し方について気軽に誰かに相談できる環境がないことが大きな原因となっています。

まず、社員間同士のコミュニケーションが活発になるように職場環境を整えることが有効な離職防止策となります。さらに、この職場で働けば長期的にキャリアアップができるというプランを提示してあげることも大切です。ただ闇雲に業務をこなすのではなく、適時、スキルアップのための研修期間を設けて本人のやる気につなげましょう。自分のもつ技術が上がり、業務の品質向上と共に報酬が増えるという仕組みも効果的な離職防止策となります。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *