給与の日払いシステムについて

給与の日払いシステムについては、福利厚生の一環として採用している会社が増えています。

日常生活に様々な影響を及ぼす経済状況や、従来当たり前だった価値観とは異なる価値観が生じてきたことに伴って発生したシステムとも言えます。

このシステムを取り入れて運用する場合、一般的には会社が専門の業者と契約を結んだ上で運用の委託をします。一定の労働に対して、その一部又は全部について定められた割合で、給与を日払いで支出しますが、その場合の資金は会社から直接の場合と委託契約先の会社の資金からでる場合とがあります。委託契約で当該日払いシステムの運用を請け負った業者は、社員の勤怠管理を通じて、社員から申し出があった場合に予め定められた方法で支払いを行い、それに要した費用を会社に請求します。

ここで注意しなければならないのは、日払いシステムが完全な日給制の下でのシステムではない場合です。給与の日払いシステムの導入は会社にとっても社員にとってもメリットがありますが、一方で、委託先業者は利用手数料として支払い時にその相当分を天引きして社員に支払う等によっても利益を得ているわけですが、その利用料の割合が適正かどうかの判断が難しいところです。なぜならばこのシステムの利用は、社員にとって給与の前払いを受けることは、いうなれば給与を担保として借金をしている状態と同じだからです。臨時の出費等急に資金が必要な場合にはとても重宝なシステムですが、利用にあたってはこのようなことも考えた上で慎重に行うのがよいです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *